経理の転職
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新卒で経理になるメリット!安定して長く働くコツを現役経理が解説!

新卒経理メリットデメリット
yoshi2305
記事内に商品プロモーションを含みます

「経理って将来性ある?」
「安定しているけど、毎日同じことの繰り返しって本当?」
「経理の仕事って、数字とにらめっこするだけじゃないの?」

経理は【会社の財務状況を把握し経営を支える】重要な仕事です。

この記事では

  • 経理の仕事がなぜ安定しているのか
  • 経理の仕事で得られるスキルや経験
  • 将来的にどんなキャリアを築けるのか
  • 新卒で経理配属されるためのコツ
  • 経理配属になれなかった場合の対処法

すべてがわかります。

この記事を読むと、経理の仕事に対するぼんやりとした不安を解消し、将来のキャリア設計に役立てることができますよ。

経理という仕事で安定した未来やりがいのあるキャリアを始めましょう!

新卒で経理配属になるメリット

収入やワークライフバランスが安定

経理はスタッフ部門なので、営業成績のようなノルマがありません

ボーナスも成績による影響を受けないので安定しています。

また、決算や税務申告の時期は残業が増えますが、それ以外の時期は落ち着いて仕事ができます。

計画的に休みが取れるので、家族との時間も取りやすいですよ。

  • 経理の年収データはこちら↓から
  • 残業時間のデータはこちら↓から

会社の経営状況がわかる

若手のうちから会社の経営状況を知れるのでやりがいを感じます。

経理が目にする経営情報
  • 毎月の損益状況
  • 競合他社との比較
  • 試験開発費の消化状況
  • 新規事業進出や事業撤退の検討
  • 資金繰りの報告 など

経営層との距離も近い

社内会議で使う資料を作ったり、経営層からの質問に回答する機会もあります。

「この分野はこの人に聞けば教えてもらえる」と認識してもらえば、グッと経営層との距離も近づけますよ。

経営者に頼られる存在になると、仕事に対するモチベーションも上がりますよ!

出張や外出は少なく体力勝負ではない

事務所で落ち着いて仕事をしたい人に向いています。

同期の中に打ち合わせで出張や外出が多い営業や設計もいましたが、経理は基本的に出張はないので体力的にも楽ですよ。

経理はその分事務作業が多く、集中して作業しなくてはなりませんが、地道にコツコツと働きたい人にはピッタリです。

総務や人事、ITなどの他のスタッフ部門も出張や外出が少ないですよ。

転職で有利なスキルが身につく

経理の基本的な考え方はどこでも通用するので、転職しても経理の仕事をやっていけます。

日商簿記2級以上の知識と実務経験があれば、仕事探しには困らないですよ。

転職で有利になるポイント
  • 経理の実務経験(経理は経験者が有利)
  • 会計や税務の知識(転職先が求めるものだと◎)
  • 会計システムに関する知識や操作経験
  • 業界の会計処理に関する知識(同業他社なら特に◎)

職場で嫌なことがあっても「最悪の場合は転職すればいいや」と考えられるので、メンタル的にも楽ですよ!

新卒で経理配属になるデメリット

新卒経理デメリット

商品に触れる機会が少ない

毎日数字ばかり見て仕事していると、「なんのために働いているか」分からなくなりやすいです。

経理で商品に触れる機会があるとすれば、年度末の棚卸のときやメーカであれば原価計算のために製造現場へいったときくらいです。

営業ならお客さんに商品やサービスを買ってもらうと「社会に役立っている」実感がわくのですが、経理はそういった経験は積めません。

職場の人間関係が狭い

経理はそもそも人数が少ない職場なので、人間関係が狭いのもデメリットです。

もし、自分と相性が合わない同僚や上司がいても、逃げ場が限られてしまいます。

新人だとすぐに異動もないので、職場でうまくやっていくしかありません。

ビズノートが実施した「社会人1年目の仕事悩み」調査では、『残業が多い』に次いで2位に『人間関係がうまくいかない』がランクインしています。

(ビズノート「社会人1年目の仕事の悩み」調査より)

「上司と部下という人間関係」、「職場の従業員同士が仲が悪い」「先輩のペースに合わせるのがしんどい」といった悩みを抱える人がいました。

人間関係は選べないので”運”ですが、どうにか乗り切りましょう。

経理の新人は自分しかいない

経理は人数が少ないので、経理に配属されるのも自分しかいないケースが大半です。

新人一人で困ること
  • ちょっとした質問も先輩にしないといけない
  • 雑務は進んでしなきゃいけない
  • 年の近い先輩と相性が悪いと最悪

面倒見の良い職場であればいろんな先輩から声をかけてもらい、可愛がってもらえる期待もできますが、新人が自分だけだと遠慮しちゃたりしがちです。

簿記などの勉強がしんどい

新人経理が勉強すること
  • 簿記
  • 消費税などの税金処理
  • エクセルなどのPCスキル
  • 経理システムの使い方
  • 社内用語、部門の名前 など

いまは会計システムが処理してくれるので心配しなくてOKですが、将来困らないように基本は押さえておきましょうね。

経理職を目指すなら知っておくべきこと

経理職目指すなら知っておくべきこと

経理職はどんな仕事?

経理は「営管」が語源といわれていて、企業のお金の流れを計算・記録・管理する仕事です。

経理は毎日行う支払いや入金、仕訳入力といった日次業務だけでなく、年単位で行う決算や税務申告などの年次業務を行っています

毎日・入出金管理
・経費精算
・仕訳入力
・売掛金/買掛金管理
毎月・給与/社会保険料の計算
・月次決算
・予算実績比較分析
毎年・決算書作成
・税務申告
・損益計画策定
・年末調整
経理業務の一例

経理の年収はどれくらい?

「職種・職業別の平均年収/生涯賃金」dodaをもとに作成)

dodaの調査によると、年収は「財務」「管理会計」「経理」の平均で533.6万円です。

「経理」だけだと519万円ですが、財務・管理会計・経理は広く担当するケースが多く、人事や総務、また営業の平均に比べて高めです。

経理の残業時間はどれくらい?

「平均残業時間ランキング」dodaをもとに作成)

2023年度の調査によると経理の平均残業時間は24.0時間でした。

ただし、経理は決算や税務申告などの時期に残業が集中するので、それ以外の時期は残業時間が少ないですよ。

残業時間は会社の規模や担当業務、会計制度変更などのイレギュラー対応があるかどうかによっても左右されます。

実際の残業時間がどれくらいかは就活会議などの口コミサイトでチェックしてみましょう。

経理職に向いている人の特徴

ぼくの考える、経理に向いている・向いていない人の特徴はこちら。

向いているひと
向いていないひと
  • 正確さを大切にできる
  • 細かいことに気づける
  • 計画的に物事を進める
  • 細かい事にこだわりすぎない
  • 秘密を守れる
  • おおざっぱ
  • 考える前に行動する
  • 数字が苦手
  • ストレスに弱い

具体的なイメージや経理で出世する人の特徴は【経理に向いている人・向いていない人の特徴】?でまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

新卒で事務職になる割合はどれくらい?

経理はコーポレート部門で人数が限られています。

CAREER CRAFTの調査によると、経理を含む事務系への配属は19.3%で、5人に1人の割合でした。

経理以外にも人事や総務、資材などあるので実際は経理配属はもっと少ないですね。

経理で求められる資格やスキルは?

経理で求められる資格やスキル
  • 日商簿記2級以上(入社後でもOK)
  • 数字に苦手意識がない
  • パソコンスキル
  • コミュニケーション
  • じっくり考える力

簿記の知識は内定後でもよいので、時間のある時に勉強しておきましょう。

また、経理も社内で広くコミュニケーションする必要があるので、経理に詳しくない人にもわかりやすく説明し理解してもらえる力が必要です。

安定したキャリアを積める

経理は専門性が高いので安定したキャリアを積めるのがメリットです。

たとえば、大企業・中堅企業での出世はこんなイメージです。

  • 入社後~20代後半:経理スタッフ
    基本的な仕事を学ぶ、データ入力などの補助がメイン
  • 30才前後:主任クラス
    仕事は自立してできる、後輩の指導も
  • 35才前後:係長/シニア経理担当
    部門全体の業務とりまとめ 決算業務の中心になる 経営層へ報告も
  • 40才前後:課長/経理マネージャー
    管理職 チームマネジメントや決算の責任者 税務申告や監査対応も
  • 45才前後:部長クラス
    経理部全体の総括。財務・投資戦略や投資判断など、経営にも関わる
  • 50才以降:役員クラス/CFO
    会社全体の財務戦略総括。経営陣として会社の意思決定に関わる

中小企業やスタートアップの場合は、もっと早いペースで昇級するチャンスもあります。

公認会計士や税理士といった資格があれば、キャリアの選択肢は増えますね。

AI時代に生き残る経理になるには

AIにはできない、複雑で高度な仕事ができる経理を目指しましょう。

はじめの2‐3年は基本を学び、焦らずできることを増やすのがキャリアアップの近道ですよ。

仕訳は経理システムが処理してくれますが「なぜその仕訳なのか?」を考えるクセを付けると、理解も深まりトラブル対応もできるようになりますよ!

新卒で経理配属に近づくコツ

新卒で経理になるには

職種別採用をしている会社をねらう

実際、60%以上の会社で職種別採用を実施しています。

経理系の職種別採用をしている企業の例
(クリックすると採用ページへジャンプ)

このほかにも職種別採用をする企業はあるので、気になる企業の採用HPから募集要項をチェックしてみてくださいね。

また職種別採用する企業は専門知識やスキルの向上を重視する傾向にあり、経理のプロとしてキャリアを積み上げていく上でも有利ですよ。

経理の志望理由を明確にする

経理配属を希望する場合、その志望理由を明確にすることが重要です。

ポイントはこの2つを自分の言葉で説明すること。

  • なぜ経理職に興味を持ったのか
  • 経理に向いていると感じる自分の経験やスキル

例えばこんな感じです。

  • 大学で簿記を学び、数字を扱う仕事に魅力を感じた
  • インターンシップで経理業務に関わり、その重要性を学んだ

自分の強みや経験を整理し、志望理由を明確に伝えられるように準備しましょう。

簿記を取っておく

簿記は経理に必要な基本知識の証明になり、経理を専門にするなら持っておいて損のない資格です。

採用面接や配属面談の前に簿記を持っていると、経理に対する真剣さや意気込みをアピールできます。

もちろん、内定後でも問題ないので少なくとも日商簿記3級を学んでおきましょう。

経理配属になれなかった時の対処法

新卒で経理になれなかったら

社内異動で経理をめざす

すぐ転職を考えるのではなく、まずは異動できないか上司に相談してみましょう。

もちろん無理をして我慢する必要はありませんが、転職しない方がメンタル的にも金銭的にも負担が小さくすみます。

プロにキャリア相談をする

未経験から経理になるならヒュープロがおすすめです。

公式HP:https://hupro-job.com/

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関東を中心とした求人を扱い、独占の非公開求人も多数あるので経理転職で登録しておきたいサイトです。

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【まとめ】新卒経理になって安定して働こう!

この記事で紹介した新卒経理のメリットとデメリットを参考に、経理に近づくコツを実践することで、安定した経理キャリアを積んでいけますよ。

まとめ
  • 経理は専門性を身につけられる安定した仕事
  • 一方で、勉強することが多く向いていない人もいます
  • 事務職の中では年収が高め
  • 職種別採用する会社を受けて経理配属に近づく

よくあるQ&A

経理はつまらないと言われるのはなぜ?

経理が「つまらない」と思われる理由は主に4つです。

  • ルーチンワークが多い
  • ヒマな時はひたすらヒマ
  • 人間関係が狭い
  • デスクワークばかり

しかし見方を変えると、やりがいを感じられる仕事です。

例えばこんな場面があります。

  • 白黒はっきり結果が出る
  • 毎日のようにトラブルが起きる
  • 日々の締切はゲーム感覚で
  • データ分析は謎解き
  • 管理資料から経営状況を知る

経理の男女比率は?

マイナビAgentより作成)

経理や財務・会計などの職種は、実は男性のほうが多いです。

一方で、一般事務や営業事務というデータ入力や書類作成などをメインにする事務職の場合は女性のほうが多いです。

経理で英語は使う?

日系企業で取引先が国内だけという会社は英語を使いませんが、多くの企業では経理でも英語を使った仕事をします

英語を使うシーン
  • 外資系企業で働くとき
  • 英文の契約書や請求書処理
  • 海外の取引先とのやりとり

特に海外取引のある会社であれば、請求書や契約書を目にするので、最低限の経理用語は理解できると仕事がスムーズに進みますよ。

簿記のおすすめの勉強法は?

簿記3級から順番受けましょう。

特に、初心者にとっては3級でも難しく感じると思います。

いまなら🔗CPA学院のHPから「公認会計士講座の資料請求」すると、無料で簿記3級のテキスト(PDF)と講義動画がもらえるので、ぜひ申し込みしてみてくださいね。

詳しくは、「簿記3級は意味ない?メリットを解説」で確認してください!

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