コミュ障な経理が生き残る方法3選!現役経理が徹底解説!
経理って事務職なのに話す場面が多くてしんどいですよね。
ぼくもコミュ力に不安があったので配属面談で「営業は向いていない」と伝え、経理を志望しました。
ただ会社で働く以上、経理でも最低限のコミュニケーションは必要です。
コミュ障な経理の中には専門性を武器に活躍する人はたくさんいます。
この記事では、経理でコミュニケーションが必要な理由やシチュエーション、またコミュ障な経理のためのタイプ別対処法を紹介します。
記事を読み終えると、コミュ障な経理でもストレス少なく働く秘訣が見つかりますよ!
※この記事で「コミュ障」とは、人見知り、挙動不審になりやすい、うまく意見を言えないなど、コミュニケーションに悩みがある人を指します
- 1社目は地方勤務で残業続き
- ただ仕事に追われて20代が終了
- 30才過ぎてから転職を決意
- 2社目は転勤なしでホワイト職場
- 残業は月40hr超から10hr未満に
- 簿記2級、米国公認会計士保有
コミュ障経理でも少しのコミュ力は必要
組織で働く以上、全くコミュニケーションがいらない訳ではありません。
コミュ力高くなくてもOK
社内の人を相手にすることがメインで、交渉もしないので、安心してください。
最近はチャットツールも発達して、ちょっとしたやりとりは文字で済むので楽ちんですよ。
最低限のやりとりは覚悟
職場では経理以外の部署の方とも一緒に仕事をしますので、挨拶をしたり、雑談したりする場面は出てきます。
そのため、相手に不快感を与えない程度に、最低限のコミュニケーションさえ乗り切れれば問題ありません。
専門性を磨きコミュ障をカバー
経理は専門知識の必要な部隊です。
高い専門性さえあれば、目の前の仕事に専念することである程度のコミュニケーションはしなくてすみます。
そもそも数値を集計したり、分析したり、資料作成するなど一人一人が黙々と作業することが多い職種ですよね。
そのため、コミュ力が特別高くなくても仕事に影響することは少ないですよ。
コミュ障な経理もコミュ力が必要な3つの理由
経理でもコミュニケーションが必要となる理由を紹介します。
【だれと】社内のすべての人と
経理は会社の売上から費用計上、予算管理や税金計算、決算書類作成、損益分析など会社の経営に関わる業務をします。
そのため若手の頃から、同世代だけでなく管理職や経営層とも話す場面があります。
経費精算や営業関連の処理をする場合には、社内のさまざまな部門の方とも話す必要が出てきます。
【なにを】細かく複雑な話
経理は、会計規則や税制など社外の規則に沿った処理が求められ、また社内ルールに合わせて手続きをしなくてはなりません。
そのため、自然と細かいチェックや修正をする機会が多く、ほかの人の申請内容や資料の修正をお願いすることもあります。
結果、誤解なく正しく物事を伝えなければならないケースによく出くわします。
【なぜ】人に動いてもらうため
経理は会社のさまざまな数値に関わる仕事をしますが、全てを1人でやっているわけではありません。
資料の修正や手続きを他部署の担当者にしてもらうために、相手に説明して理解を得ながら仕事をしなければなりません。
相手に気持ちよく対応してもらうためにも、不快感を与えないようなコミュニケーションが大切ですよね。
コミュ力高い経理のコミュニケーション術4選
ぼくの同僚でコミュ力が高いなと感じた同僚のコミュニケーション術をまとめました。
だれに対してもフレンドリー
社内のいろんな立場の方を相手にする以上、だれに対しても区別なく親切に接しています。
だれとでもフランクに会話できると、社内でも信頼されやすくなります。
また、普段から人間関係を良好に保っておけば、急な依頼をする場面でも比較的快く受け入れてくれますよね。
相手の立場に立って伝える
経理は専門知識を活かせる職種ですが、経理でない人からすると「難しいそう」と敬遠されがちです。
そのため経理に詳しくない人に対して、わかりやすい言葉遣いで説明しないと、納得してもらいにくいです。
相手の立場になって、「なぜそれが必要なのか」を伝え、「面倒なのはわかるけどお願いしたい」など、できるだけ相手の立場に立って伝えると理解を得やすいですよ。
普段からネットワーク広げる
困ったことがあった時に「営業のあの人が詳しい」「この人は昔似たようなトラブルを対処してくれた」など、頼れる人がすぐに見つかると心強いですよね。
普段から社内のキーパーソンを味方につけたり、だれがどんな仕事をしているか把握しておくと、何かとスムーズに対処できます。
ときにはハッキリ意見を言う
ときには誰かと意見が対立したり、嫌われ役をしないといけなくなる場面に遭遇します。
嫌われることや意見の対立を避けようとすると、物事がさらにややこしくなってしまうこともあるので、必要な場面ではハッキリと意見を言えると良いですよね。
嫌なこともその場を乗り切れれば、相手の信頼を勝ち取ることができ「あなたが言うなら仕方ないね」などと動いてくれることの方が多いですよ。
コミュ障な経理のタイプ別対処法
明日からすぐ試せる対処法をコミュ障のタイプ別に紹介します!
誰でもできること
あいさつなど最低限のビジネスマナーに注意
同じ職場で働くからには、あいさつ・電話応対などの最低限のビジネスマナーは必須です。
特別、世間話で盛り上がったりする必要はないですが、最低限の応対はできるようになりたいですね。
できるだけメールやチャットを活用する
細かな話をすることも多く、記録にもなるのでメールやチャットを活用するのがオススメです。
ただし、重要な話は直接つたえる
何か依頼するときや、新しいことについてやりとりする場合には、対面や電話などで直接会話する方が安心です。
文字だけでは意図がうまく伝わらなかったり、後回しにされる恐れがあるので、メール・チャットと会話は使い分けを心がけましょう。
できるだけ話したくない人
まずは経理の専門家として自信を持つ
話すのに自信がない場合は、まずは専門家として自覚し自信を持ちましょう。
会社の数値に関わる重要な仕事をしている使命感を感じられたら、ある程度自信を持ってコミュニケーションできますよ。
リモートワークできる職場で働く
ふと話しかけられたり、仕事を振られるのが怖かったりする場合には、リモートワークが整った職場を探しましょう。
作業に集中したい時やマイペースで仕事がしたい時にリモートワークは大変便利です。
経理事務などやりの少ない仕事をする
経理の中でも入力や資料作成などがメインの経理事務は、よりコミュニケーションが少なくて済みます。
関わる人も限定され、比較的複雑でない仕事が多いので質問したり確認したりする場面も限られます。
最低限のやりとりならOKな人
経理で敵を作らない
ひとまず経理の中で敵を作らないようにコミュニケーションを取るように心がけたいですね。
もちろん、相性の合わない人も中にはいるかもしれませんが、ほどほどに付き合っておくと、仕事もトラブル少なく進められます。
社内のキーパーソンと仲良くなる
経理の外でキーパーソンを押さえておくと、後で役に立ちます。
依頼しなくてはいけない場面や言いにくいことがある時にも、キーパーソンに働きかけることでスムーズにいきますよ。
聞き役になり話す回数を減らす
コミュニケーションと言っても、自分がたくさん話す必要はなく相手に話してもらうのがコツです。(ぼくもよく使います)
相手に質問して話してもらうことで、こちらから話題を振る心配もなく、気持ちよくコミュニケーションが広げられます。
自己主張が強めな人
いったん頭の中でポイントを整理して話す
あれこれと話し過ぎてしまう人は、一度要点をまとめてから話すと良いですよ。
一度にたくさん話すと相手も理解が追いつかず、話が噛み合わなくなってしまいます。
ポイントを短く伝える
一方的に話すと、相手からすると責め立てられているような気分にさせてしまいます。
こちらの要望はシンプルに伝えて、相手の反応を見てみましょう。
また、否定の言葉を使わず、柔らかい表現を使うと相手も警戒せずに心を開いてくれますよ。
相手に疑問点や意見がないか問いかける
もし、話しすぎてるなと感じたら、相手に質問を投げかけてみてください。
相手が自分の言うことを理解してくれているか、反論がないか確認し、建設的に会話できているかチェックすると良いですね。
【まとめ】コミュ障な経理もストレス減らせる
コミュ障な経理でも多少のコミュニケーションが必要です。
とはいえ、経理の専門性を磨き、最低限のコミュニケーションさえできればOKです。
- 誰でもできること
- あいさつなど最低限のビジネスマナーに注意
- できるだけメールやチャットを活用する
- ただし、重要な話は直接つたえる
- できるだけ話したくない人
- まずは経理の専門家として自信を持つ
- リモートワークできる職場で働く
- 経理事務などやりの少ない仕事をする
- 最低限のやりとりならOKな人
- 経理で敵を作らない
- 社内のキーパーソンと仲良くなる
- 聞き役になり話す回数を減らす
- 自己主張が強めな人
- いったん頭の中でポイントを整理して話す
- ポイントを短く伝える
- 相手に疑問点や意見がないか問いかける
今回紹介した対処法を参考に、コミュニケーションの少なく経理で働きましょう!
このブログでは、「経理の仕事に興味あるけどイメージがつかない」、「転職したいけど何からすればわからない」人向けに有益な情報を発信しています。
少しでも役に立てれば嬉しいです!ではではー。