【体験談】転職エージェントが冷たい?うまく付き合うコツを5つ厳選!
「転職エージェントからの連絡が定形文ばかりでうんざり」
「面談をしたのにあまり親身に話を聞いてくれなかった」
「だんだんフェードアウトされてしまった。。」
「興味のない求人ばかり紹介してきてウザい」
「転職エージェントとの相性が良くない」と悩んでいませんか?
実際、転職エージェントを使って職探しをするには、担当者との相性で成否が変わると言っても過言ではありません。
Yoshiも転職活動時に出会ったエージェントさんのおかげで今の職場にたどり着くことができました。
一方で、転職エージェントの対応が冷たかったり、思うような求人を紹介してもらえないことから、転職エージェントを使うのを諦めたという声も多く聞きます。
そこで、今回は転職エージェントに冷たく対応されないために、うまく付き合うコツを5つ紹介します!
- 1社目は地方勤務で残業続き
- ただ仕事に追われて20代が終了
- 30才過ぎてから転職を決意
- 2社目は転勤なしでホワイト職場
- 残業は月40hr超から10hr未満に
- 簿記2級、米国公認会計士保有
そもそも転職サービスはなぜ無料?
僕らが利用する転職エージェント(転職支援)や転職サイト(求人紹介)などの転職サービスは、通常無料で利用できます。
これらはなぜ無料なのでしょうか?
【正解】採用する企業側から報酬を得ているから
転職エージェントは転職希望者ではなく、採用する企業から報酬を得ているため、転職希望者は無料でサービスを受けられます。
報酬の主なパターンは3つ。
- 求職者と企業をマッチングし、内定後に入社させる【エージェント】
- 求人情報をサイトに載せる【求人サイト】
- 企業の希望に合う人材をヘッドハンティングする【ヘッドハンティング】
このほかに、中途採用候補者を紹介して報酬を得るケースなどもあるようです。
エージェントは内定を取り入社させるインセンティブが働く
そのため転職エージェントは、転職希望者に求人を紹介し、内定を勝ち取り入社させることに必死になります。
報酬の相場としては、一般に転職者の理論年収の30〜35%ほどと言われています。
この転職支援実績はエージェント自身の成績にも直結します。
そのため転職サポートが良い方向に進めば良いものの、より多くの人の転職サポートに目が行き過ぎてしまうケースもあります。
【まとめ】転職エージェントとの付き合い方5選
転職エージェントのモチベーションを理解した上で、どのようにエージェントと付き合うべきか。
Yoshiは「転職する意志の強さを示すこと」「希望条件などを明確に伝えること」が重要だと考えます。
具体的には、
- 可能な限りレスポンスは早くする
- 活動期間や目標の入社タイミングを十分に練る
- 職務経歴は偽りなく、希望条件は明確に伝える
- 要望や疑問点は早めに解消する
- 相性が合わないと感じたら、変更を申し出る
の5つを意識しましょう。
これにより、
- 転職支援の優先度が高いことが伝わる
- 希望とマッチしない求人を紹介されるリスクが減る
ことが期待できます!
転職エージェントへのレスポンスは早く
レスポンス良くして優先順位を上げてもらう
担当エージェントとのやりとりは、転職エージェント登録後の面談の日程調整から始まり、求人選定、選考対策、内定後の条件交渉などそれぞれのステップでやりとりをすることになります。
こちらからのレスポンスが早いとその分転職への意欲が伝わるので、エージェント側も優先順位を高く対応してくれます。
(これって、自分が仕事をしていても同じですよね。返信が早い人には、こちらも早く対応してあげようって思います笑)
エージェントを待ち状態にしてしまうと、後回しにされてしまいかねないので、逃したくない求人がある場合などは意識して早めの対応を心がけましょう!
ただし、エージェントはあちこち手を広げない
エージェントからのスカウトサービスを利用すると、さまざまな転職エージェントからメッセージを受信することもあります。
メッセージをもらうと、ついつい読んで返信してしまいがちですが、あちこち手を出すと手に負えなくなってしまいますので、注意しましょう。
転職活動期間や入社タイミングを十分に練る
働きながらの転職は注意!入念に進め方を相談する
転職期間や入社タイミングは十分にエージェントと相談して、戦略を立てましょう。
転職エージェントとの面談では、間違いなく転職希望時期を聞かれます。
すぐにでも転職したい時でも最短でも3ヶ月、一般的には6ヶ月くらいが相場です。
一方で、十分に準備をしてから、ひとまずは情報収集をして、という場合には1年後になりますね。
Yoshiも決算期を避けたり、引き継ぎ期間などを考慮してもらいながら転職活動を進めました。
実際に入社した時のエージェントさんとは、コンタクトを受けてから5ヶ月後に入社しました。
▼転職エージェントとやりとり開始してから入社するまで(Yoshiの場合)▼
1ヶ月目 | エージェントとの面談、求人選定 |
2ヶ月目 | 応募、選考 |
3ヶ月目 | 応募、選考、内定獲得→退職交渉 |
4ヶ月目 | 引き継ぎ、退職手続き |
5ヶ月目 | 入社 |
繁忙期と選考が重なってしまうと仕事を休めなかったり、日程調整がうまくいかないリスクがあるので、あらかじめ現職の状況をエージェントに伝えて配慮してもらうのが重要です。
希望する業界・企業群の採用スケジュールを確認する
一方で、希望する業界・企業の採用スケジュールを把握し、それに合わせて準備することも重要です。
たとえば、以下のようなケースがあります
- 新卒採用が落ち着いた後に中途採用がはじまる
- 年度末は採用人員達成のために使用数が増える
- 求人情報を出す年間スケジュールが決まっている
Yoshiが活動した時期も、
- 新型コロナの影響で求人を絞っていた業界が採用を再開した
- 一方で業界や企業規模によっては新型コロナに関係なく中途採用していた
など業界動向は様々でした。
これから転職する際もエージェントに最新状況を聞いてみましょう。
職務経歴は偽りなく、希望条件は明確にする
職務経歴は素直に、でも必要以上に過小評価しない
当然ですが、職務経歴はうそ偽りなく伝えましょう。
ただし、自分では気づかないアピールポイントがある可能性もあるので、自分だけで判断せず、気になる経験があればセールスポイントになるか確認してみましょう。
アピールポイントを見つけるコツ
アピールポイントの観点 | 具体例 |
管理部門でも成果を数値化 | 年商⚫︎億円の事業の損益管理を担当 ⚫︎人規模の給与計算経験あり など |
専門性の高さ | 税務申告書作成経験 外国税の還付手続き経験 会計監査対応経験 M&AなどのF/S経験 など |
部署を越えたプロジェクト | 企画部門と事業計画を策定 調達部門とコスト削減策を実行 新拠点立ち上げに経理として参画 など |
制度変更や業務改善 | 電帳法改正対応で業務フローを見直し インボイス制度導入を主導 IFRS移行を検討・推進 など |
ITに詳しいこと | 会計システムの切替を実務担当として参加 財務データの分析業務を自動化 など |
アピールポイントを探す上で、これまでの業務経験の棚卸しが重要です。
業務棚卸しについてはこちらの記事で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
“大きな”高望みをしない
エージェントに思うような求人を紹介してもらえない背景の一つに、
“希望条件”と”職務経歴やスキル”がマッチしたものが少ない、
といったケースがあります。
転職する理由としてキャリアアップや年収アップを狙うこともありますが、
今の自分と求人に大きなギャップがないか、一度冷静に見極めてみましょう。
まずは試しに求人検索してみる(市場調査)
まずは、希望企業やポジションの求人票を実際に見てみることが有効です。
求人検索できる転職サイトはエージェントから声をかけられることもないので、
覗いて見るだけでも登録する価値はありますよ!
おすすめは、大手求人サイトの二つです。
実務経験や知識が求人情報とマッチしているか確認(セールスポイント整理)
求人情報を見た上で、「求める人物像」や「歓迎する経験」などに記載された項目に自分の経験やスキルがマッチしているか確認しましょう。
未経験領域の応募は、意欲と自ら学ぶ意欲を示す(ポテンシャル)
未経験者歓迎の場合は、自己研鑽などで自ら必要なスキルや知識をつける意欲、そしてポテンシャルを示せるよう努力しましょう。
転職時の要望や疑問点は早めに解決する
気になることがあれば、早め早めに解決するようにしましょう。
特に小さな違和感や第一印象は結構重要だったりします。
もう後戻りできなくなる前に、エージェントの勢いに押されないように。
じっくりと考えて、でも勇気を持って決断していきましょう。
それでもエージェントと相性が合わないときは
まずは要望を直接伝える
エージェントの対応で困っていること、改善してほしいことが出てきたら我慢せずにエージェントへ伝えて、働きかけましょう。
担当変更を申し出る
それでも改善が見られない場合には、担当者の変更を申し出ましょう。
担当者を変更しても転職サポートには影響しません。
(影響するようであれば、そのサービスは利用しない方が良いですよね)
変更の方法
担当者の変更は転職エージェントの会員専用ページ(マイページ)などから申告できます。
設定画面から申請できない場合は、問い合わせフォームから問い合わせしてみましょう。
【結論】転職活動の主導権は自分で握ろう
転職するのは”自分の将来”のため
転職エージェントはあくまでも自分の代理人です。
エージェントには僕らに内定を取らせ、入社させるインセンティブが働きますが、
現職を辞めたり新天地に入社してから、「間違えた」と後悔するのはとても残念です。
もちろん、やり直しできない訳ではないですが、「やっぱり辞めた」とするのはリスクが大きいです。
だからこそ、転職エージェントに流されすぎず、ちゃんと自分で主導権を握って
自分の人生を進めていきましょう。
初めての転職におすすめな転職エージェント
総合系
どれも幅広く転職の情報収集するにはピッタリのエージェントサービスです。
管理部門特化
経理・財務などに管理部門特化したエージェントです。
レックスアドバイザーズは、簿記をはじめ会計士・税理士などの有資格者に強いです。
ハイクラス(30代以降)
30代以降や年収600万円以上といったハイクラス向けに特化したサービスです。
Yoshiも実際に利用していたものばかりです!
今回の他にも、転職サービスの紹介や転職に役立つ情報を載せてますので是非覗いてみてください。
ではでは〜!