【体験談】30代で転職する勇気が出たきっかけ3選
「仕事ばかりして20代が終わったけど、このままでいいのか」
「転職も気になるけど決め手に欠ける」
実際、ぼくも20代は「仕事は辛いもの」と決めつけて、我慢しながら長時間残業に耐えてました。
でも、30歳手前になっても労働環境は改善せずこのままではマズいと感じ、35歳を手前に転職を実現させました。
この記事では、ぼくが30代で転職を始めたきっかけ、転職しなくてもキャリアを見直すコツを紹介します。
もし、30代で転職する勇気がでなく悩んでるなら、この記事を読んで自分のキャリアについて考えてみてくださいね!
- 1社目は地方勤務で残業続き
- ただ仕事に追われて20代が終了
- 30才過ぎてから転職を決意
- 2社目は転勤なしでホワイト職場
- 残業は月40hr超から10hr未満に
- 簿記2級、米国公認会計士保有
【結論】自分の人生は自分で切り拓くしかない!
ぼくは新卒でいわゆるブラック企業に入社したのですが、転職できずにいました。
- 会社に不満があった
- 何年経っても長時間残業が減らなかった
- いつ転勤があるか分からず、住居も決まらなかった
- 「みんなも同じく頑張っている」と考え思考停止になっていた
正直、これといった決定打となるイベントはなかったけど、転職を決意しました。
このままずっと30代、40代と歳をとっていくのがコワくなったからです。
35歳を目の前にして、転職してやり直すには最後のチャンスだと考えていました。
置かれた状況は人それぞれです。
でも、結局は自分がどうしたいのか、このままで理想に近づけるのかを振り返り、1日でも早く行動することが大切です。
Yoshiの場合、ワークライフバランスの改善(ライフの部分を取り返す!)を目標に転職活動し、無事に転職先を見つけることができました。
おかげで、月40時間超残業する日々から解放され、今では繁忙期でも月15時間ほどの残業におさえることができています!
現状に不安や不満がある場合、自分の力で職場環境を変えたり、待遇を改善することは難しいです。
その悩んでいる時間があれば、外に目を向けて、処遇の良い会社に転職した方が断然、はたらく環境を改善する難易度は低いです。
自分の人生は一度きり、会社も上司も責任をとってくれません。
自分の意思で切り拓いていくしかありません!
30代で転職する勇気が出たきっかけ
ぼく自身が30代になって転職の勇気が出たきっかけは3つあります。
仕事が増え過ぎてキャパオーバー
もともと、経理の人手不足な会社だったので、誰もが残業してました。
それでもアシスタントさんに頼れず、仕事だけが増える負のスパイラルに陥ってしまいました。
上司に相談しても仕事は減らず、仕事を減らす意欲も湧かないほど滅入ってしまいました。
だんだんに仕事の納期に追われ、自転車操業の状態となり、このままではマズいことになると感じ始めました。
ピーク時には連日夜10時過ぎるまで会社に残ることもザラでなくなってしまいました。
20代のうちは、「年次が上がれば働き方も改善されるでしょ」とか楽観的に考えていましたが、現実は変わらず状況は悪化していく一方でした。
メンタル的に追い詰められる
そんな状況が続いたこともあり、なにごとにもやる気が見出せなくなってきました。
職場を離れても仕事のことが頭をよぎり、気の休まらならい日が続きました。
最後に働いていた職場は入社時からの希望が叶って異動した部署だったのですが、
何もやりがいを感じられなくなっていました。
私生活が充実しないまま20代が終わる
20代は地方勤務だったので、交友関係が職場中心になってしまいました。
休日も過ごし方が単調になってしまい、もっと遊べばよかったなと後悔してます。
もちろん、仕事に全力投入して得たものは今の仕事にも活きていますが、もっと上手くやれたのではないかという後悔もあります。
だからこそ、30代は20代のように後悔なく過ごさなければ、と感じました。
転職理由の1位は「労働条件が良くない」
厚生労働省の「転職者実態調査」によると、自己都合退職した人の転職理由1位は『労働条件が良くない』からでした。
1位 | 労働条件(賃金以外)がよくなかった |
2位 | 満足のいく仕事内容でなかった |
3位 | 賃金が低かった |
4位 | 会社の将来に不安を感じた |
5位 | 人間関係がうまくいかなかった |
30代だけのデータで見ても、「労働条件がよくなかった」が1位です。
ぼくのように勤務時間や仕事環境に不満があって、ずっと我慢していた人が転職を考えるのでしょうね。
転職しなくてもキャリアを振り返ろう
キャリアを振り返り、自分のライフプランを改めて練り直してみましょう。
- 自分の強みや弱みを再確認
- 働き方やキャリア形成のヒントが見つかる
- 30代はキャリアチェンジ・転職のチャンス
このままで良いか、路線変更が必要か見えてきますよ!
キャリアプランニングの簡単3ステップ
- なりたい自分を紙に書く
- いまの自分に足りないもの(ギャップ)を見つける
- ギャップを埋めるためのTo Doを書き出し実践する
「キャリアを頭打ちさせないコツ」で詳しく紹介しているので参考にしてください!
プロによるキャリア相談(無料)も活用
管理部門ならMS-Japanがオススメ
管理部門の転職に強いMS-Japanでは、無料のキャリア相談会を随時実施しています。
- 理想の環境が見つかる!経理・財務専門キャリアアドバイザーとの相談会
- 簿記試験合格ごのキャリア相談
- 実務経験ある30代以上の簿記試験受験者向けキャリア相談
- 転職を中長期で考えたい経理・財務職向けの相談会 など
相談会は電話やオンラインでも対応されていますので、気軽に申し込めますよ。
相談会メニューや申込方法は公式HPより確認してください。
30代がキャリアアップする方法3つ
社内異動によるキャリアアップ
希望の部署やポジションが社内にある場合は、異動を目標にしましょう。
転属するよりはリスクが少ないですよね。
理想像が見つからない、年収アップが見込めないなどの場合は転職も検討しましょう。
転職によるキャリアアップ
出世競争が厳しい、年収アップが期待できない時には転職するのも一つです。
とくに年収は同じ経理・似た業務内容でも会社や業界によって大きく水準が変わりますので、社内で昇級するよりも難易度が低いケースも多々あります。
転職は人間関係や社内ルールがリセットされる、ミスマッチといったリスクもありますので、慎重に検討しましょう。
キャリアチェンジもアリ
たとえば経理でも、財務や税務、管理会計など守備範囲を広げると、その分市場価値が上がります。
経歴の幅を広げてから転職するのも良いですよね。
また経理・財務系のコンサルタントを目指すのもキャリアアップの一つの手段です。
30代が転職の勇気が出ないときの不安3つ
働き方が改善できるか
ぼくは長時間残業や全国転勤が原因でライフプランが立てにくい、もっとプライベートも充実させたいと悩んでいました。
残業時間
転職先の残業時間は、転職エージェントに確認するか面接時に自分で直接確認しましょう。
求人票で記載される残業時間はパートなど含めた全部署・全従業員の平均だったりするので、応募する職種・部署だけでどのくらいの残業時間が発生しているか確認すると良いですよ!
転職のない or 少なめの業界
最終的には企業・組織によりますがITやコンサルは転勤がない or 少ない傾向です。
また、外資系企業の日本法人は拠点が限られますよね。
(とくに経理などのスタッフは一カ所に集約しているケースが多い)
フルリモート可能なところ
会社・組織の制度によりますが、勤務地に制約を持たない採用をする企業も増えてきています。
有名企業ではLINEヤフーやNTT東日本、メルカリ、MIXIなどがあります。
(2023年11月現在)
給料が減らないか
せっかく転職するなら年収アップを狙いたいですよね。
実際、転職を始めた理由のトップは「給与が低かった」がランクインしています。
(「転職動向調査(2022年)」マイナビより)
給与は、職種による違いもありますが、所属する会社によっても大きく異なります。
実際、ぼくは転職をして比較的売上規模の小さい会社で働いていますが、残業時間減ったのに手取り給料は増えました。
辛い思いして残業代稼いでいた前職はなんだったのだろうと思います。
待遇面は求人票でも確認できますが、「業界全体が給与レベルが高いか」「業界の中で業績は良いか」「給与と賞与のバランス」「昇給の幅」をチェックしてみましょう。
新しい職場で人間関係がうまくいくか
人間関係も仕事する上での悩みのタネですよね。
実際、人間関係を理由に転職を考える人も多く、先ほどの転職を開始した理由調査でも「職場の人間関係が悪かった」が2位となっています。
ぼくも転職して職場の人間関係がリセットされたので、うまく馴染めるか不安でしたが半年もすれば不自由なく仕事できるようになりました。
入社前に人間関係を直接確認できませんが、面接で職場の体制(年齢構成や入れ替わりの頻度)を確認したり、内定後に同僚との面談する場を設定してもらうことで不安を和らげることができますよ。
口コミサイトで候補企業の評判を確認できる!
「転職会議」は、国内最大級375万件超の口コミが掲載されるサイトです。
年収や福利厚生、ワークライフバランスなどの待遇だけでなく、選考・面接、入社後に感じたギャップ、退職検討理由など転職活動に役立つ情報が盛りだくさん!
会員登録や口コミ投稿するだけで掲載企業の口コミが読めますよ。
投稿する口コミ数に応じて期間限定で口コミが読み放題となり、すぐに転職を考えていない人の情報収集にも役立ちますよ。
退職を切り出すのが気がかりなら
近年は、退職手続きを代行してくれるサービスも充実しています。
- 長時間勤務でしんどい
- 人間関係で悩んでいる
- 上司に退職を伝えると思うと勇気が出ない
- 会社から強く引き止めをされている
こんな人には退職代行をぜひ知って、次のステップに進む選択肢に加えてほしいです。
退職代行サービスは近年増えてきていますが、「男の退職代行」や「わたしNEXT」がオススメです。
法適合の合同労働組合が代理交渉を行うため違法性はなく、即日で対応してくれます。
未払いの残業代があるなど、退職交渉が難航することが想定される場合は「弁護士法人みやび」がオススメです。
参考記事:現役経理マンが退職交渉に失敗した話
参考記事:弁護士による退職代行みやびの評判は?
参考記事:“男の退職代行”って怪しい?
参考記事;“わたしNEXT”の口コミは?
【完全無料】すぐの転職でなくても登録しておきたい転職エージェント
転職を目指す場合、35歳が一つの壁になってきます。
もちろん35歳以上でも転職は可能ですが、より即戦力として求められるようになり、専門性やマネジメント経験などハードルは高くなるので気をつけないとですね。
すぐに転職しなくても、一度転職サービスに登録してみると、発見がありますよ!
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【まとめ】1日でも早く”今”を変える行動をしよう
転職することだけが正解ではないですが、今の働き方に疑問を持った場合は手遅れになる前に行動しましょう。
まずは自分のキャリアを振り返ります。
経理の専門性を磨きたい、私生活を充実させたい、事業をやりたい、なんでも良いので自分の将来について考え行動しましょう!
1人だと難しい場合にはプロへ相談することで悩みも晴れますよ。
ではでは〜!