USCPAで人生変わる?30代合格者のキャリアと年収の変化を紹介!
「仕事がマンネリ化して、自分の成長を感じられない」
「昇進やキャリアアップが見通せず、このままで良いか不安」
「転職を考えてもコレといった強みがなく踏み出せない」
30代を前にしてスキルアップの機会も少なく、気づけば昇進のチャンスも遠のいてしまう。
とはいえ、簿記だけだといい転職できるか不安…。
USCPAはお金もかかるし難しそうだけど、本当に人生を変えられるほどの価値があるのか不安に感じる人は多くいます。
安心してください!USCPA(米国公認会計士)を取得することで、人生は変えられます。
実際、ぼく自身がUSCPAをとって起きた変化はこんな感じです。
この記事のポイントはこちら。
USCPAの年収や受験する人の年齢層、実際の求人など最新データを紹介します。
この記事を読めば、USCPAでどのようにキャリアが変わるか、具体的にイメージできるようになります。
いまの会社でのキャリアップ、転職市場での価値向上、さらには海外で働くチャンスまで、理想のキャリアへの道筋が見えてきますよ!
- 1社目は地方勤務で残業続き
- ただ仕事に追われて20代が終了
- 30才過ぎてから転職を決意
- 2社目は転勤なしでホワイト職場
- 残業は月40hr超から10hr未満に
- 簿記2級、米国公認会計士保有
USCPA取得で人生変わったこと
上場ホワイト企業に転職できた
USCPAを取得すると、転職市場での価値がグンと上がります。
例えば簿記しかもっていない経理希望者と差別化できるようになります。
経理業界は人手不足なので、有資格者であれば選択肢が広がり魅力的なオファーも届きやすくなりますよ。
はたらく環境や仕事内容を選べるようになったのは本当にうれしいです。
年収がアップした
ぼくの場合、ボーナスも含めて年収ベースで150万円近くアップできました。
手取りで見ても10万円近く増えたイメージです。
実際、USCPAホルダーは比較的高い年収をもらっています。
(MS-Japanで転職が決まった人のデータより)
「財務」「管理会計」「経理」の平均が533.6万円なので、資格をとっておくメリットは十分にありますよ!
(「職種・職業別の平均年収/生涯賃金」dodaをもとに作成)
自信がついた
2年近く時間をお金をかけて結果を出した事実は大きな自信になりました。
仕事と両立しながら地道に努力を重ねることで、大きな達成感を得られます。
また、経験ない業務にも詳しくなれます。
比較的大きな企業で働くと経理といっても仕事が細かく分かれているので、すべての分野に詳しくなれません。
USCPAをとる中では制度会計以外にも資金管理や税務会計、IT経済学など経営にまつわる知識が身につくので、会計専門家としての知識レベルが上がります。
USCPAのキャリアプラン
いまの会社で仕事の幅を広げる
- IFRS(国際会計基準)導入プロジェクトに参加
- 海外取引を担当
- 海外子会社を会計監査
- 外国人スタッフに経理業務を指導
USCPA試験では米国会計基準だけでなく、IFRS(国際会計基準)に関する問題も出るのでIFRSの知識も身につき、会計基準変更などのプロジェクトにも参加できるようになります。
また、大企業では経理・財務・税務の業務は細分化されているので、すべてを経験できません。
勉強を通して実務経験がない分野も学べるので、新しい業務を任されても安心して取り組めますよ。
ぼくも20代は原価計算や管理会計メインでしたが、USCPA取得後の30代には財務管理や税務申告など仕事の幅を広がりました。
外資系・日系グローバル企業で働く
- USCPAの半数以上は事業会社で働く
- 日本の外資系企業企業は2,518社
(経済産業省2020年度調査より) - USCPAを評価する日本企業も増加中
(アビタス卒業者データより)
USCPAは外資系企業や日系グローバル企業を中心に評価され、転職でも有利です。
外資系企業では、日本での業績を親会社にいるCFOへ報告したり、本社からの指示を日本支社内に展開する役割が求められます。
外資系企業なら少人数で幅広い業務をできるのも、経験値を積むのにピッタリですね。
日系グローバル企業では公認会計士の人材不足の影響でUSCPAも評価されるようになっています。
【求人例】大手生命保険会社(会計専門ポジション)⇩
(MS-Japanより)
USCPAを取ることでグローバル企業での活躍の場が広がり、日本だけでなく海外も視野に専門性を活かせますよ。
海外子会社に出向する
- 日本企業の海外拠点は全世界で80,000以上
- アメリカにはおよそ9,000の拠点
- アメリカに長期滞在する日本人は18万人以上
- 幹部として出向するケースも多い
(外務省公表データより)
USCPAの知識は、アメリカ中心とした日本の海外子会社管理に役立ちます。
海外での実務経験はキャリアの大きな財産となり、USCPAはその道を開く鍵となります。
やりたい業務とかなり違ったため今回は見送りとなったのですが、USCPA取ったことも後押ししてか、海外出向の話がちらほらと降ってくる件。
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監査法人・コンサルで専門性を磨く
- 監査法人で会計監査の一部を担当
- 監査法人のコンサル部門(FAS)で働く
- 会計・経営コンサルなどで働く
監査法人やコンサル業界で働くメリットは、いろんな企業と業界を超えて仕事ができて専門性を磨けるところですよね。
近年は公認会計士不足といわれており、事業会社の経験があるUSCPAも多く働いています。
さらに、監査法人やコンサル経験者は再び事業会社に戻ってCFOや経営企画のトップになるキャリアも目指せます。
ぼくもUSCPA取得後に30代でBig4から内定いただきました
USCPAで人生が変わる人
キャリアの目標がハッキリしている
リンクアンドモチベーションの調査によると、自分のキャリアやスキルに満足度が高い人ほど、「年収が高く」「高い役職についている」ことがわかりました。
USCPAは2年近くかけて合格を目指す試験なので、合格後の目標を明確にしておくことが何よりも重要です。
- 転職の武器にする
- 海外事業に積極的にかかわる
- 海外出向する
- 英語でバリバリ働く
自分の希望やキャリア目標に近づくための手段としてUSCPA取得を目指すと、ベーションが維持しやすく、勉強も続けられますよ。
仕事と勉強のバランスがとれる
USCPAを目指す人の約8割は20代後半以上で、働きながら勉強をしています。
社会人の学習は本業との両立、また家族時間との両立が必要でストレスフルです。
繰り返しになりますがUSCPAの勉強は2年近くかかる長期戦なので、バランス良く続けられることが重要です。
家族とも目標を伝えて、協力を得られないと厳しいですよ
自分の責任で決断できる
USCPAで成功できるのは、自分で決断し責任を持って行動できる人です。
100万円近いお金と2年近い時間をかけて取得するので、途中で投げ出したり取得後に燃え尽きてしまうともったいないです。
始めたからには「目標達成のためにUSCPA取得する」と意気込んで取り組める人でないと厳しいです。
USCPAで人生が変わらない人
資格をとるだけで満足する
- 合格後も海外事業にかかわる仕事をしない
- 転職を考えていたのに、合格して満足してしまった
- ずっと同じ部署にて同じ仕事している
USCPAは単なる資格ではなく、キャリアを変える強力なツールです。
USCPAは取得がゴールではなく、そこからがスタートです。
USCPAを活かす具体的な目標をたてて、一歩ずつ行動しないとダメですよ!
USCPAを活かせる環境にいない
- 国内メインの会社で働いている
- 営業や技術職で会計の仕事をしていない
せっかくグローバルに働ける会計の資格をとっても、関係ない職種についていたり、会計部門への異動や転職ができないと意味がありません。
USCPAホルダーは実務経験なくても大きなアピールポイントになるので、積極的にキャリアを切り開いていきましょう。
年齢や経験を理由に行動しない
USCPAを受験するのに年齢制限はなく、実務経験も必要ありません。
(アビタス受験者データより)
年齢や経験は、むしろ強みになります。大切なのは自分の価値を信じて行動する勇気ですよ!
失敗せずにUSCPAに合格するコツ
USCPA受験は4科目合格までに1年半~2年かかります。
アビタスは日本人合格者の3人に2人が利用する実績No1の予備校です。
出願する州の診断や受験に必要な単位認定試験も受けられるので、何から始めればよいか分からない初心者も安心して受験勉強に集中できます。
またUSCPAを目指す人の80%以上は20代後半で、働きながら勉強する人が大多数です。
長期戦なのでモチベーションをキープしながら、目的を見失わないように取り組みましょう!
僕が気をつけていたのはこんな感じです。
- 3か月先の目標を決める
- 〇月までにFAR受ける
- 受験資格審査を申請する
- 模試で80点以上取る(合格は75点以上)
- 今月の目標を決める
- 10章まで講義動画みる
- 毎日4択問題を20問解く
【まとめ】USCPAで人生を変えよう!
USCPAは働き方・年収・キャリアの不安を変えてくれる資格です。
USCPAをとることで、キャリアの選択肢も広がります。
ただし明確なキャリア目標をもって、継続して勉強しなくてはなりません。
日本人合格実績No1のアビタスを活用して、効率よく合格を目指しましょう!
よくあるQ&A
USCPAはどんな試験?
USCPA(米国公認会計士)は、合計4科目にそれぞれ合格する必要のある試験です。
必須科目3つに選択科目3つから1つを選びます。
試験はテストセンターで受験します。
日本では東京(御茶ノ水)・大阪(中津)の2か所で受けられます。
試験は毎月受けられるので自分のペースで勉強しやすいですよ。
出題は選択式は2パターン。
- 4択問題のMultiple Choice(MC)
- 数値入力・穴埋め問題のTask-Based Simulation(TBS)
MC問題のサンプル⇩
(米国公認会計士協会HPより)
試験時間は全科目4時間です。(途中休憩時間あり)
試験の最新情報はアビタスが随時アップデートしてくれるので、最新情報をチェックするようにしましょう。
USCPAの受験資格は?
USCPA試験はアメリカの州に対して出願します。
受験の要件は州によって異なりますが、一般的な条件は以下のとおりです。
- 学位: 基本的には大学卒業(学士号)が必要です。
- 取得単位数: 会計やビジネス関連の科目で最低24単位が必要です。
州によっては一定の実務経験が必要な場合もありますので、事前に確認しましょう。
自分に合った出願州の選定は、予備校のアビタスが無料でチェックしてくれます。
気になる人は早めに依頼して準備を始めましょう。
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USCPAについてもっと調べる
USCPAはどんな人が受験している?
予備校に通う人の半数近くが20代です。
(アビタス受講者データより)
USCPAを勉強する人の8割近くは経理経験のない人です。
(アビタス受講者データより)
USCPA受験者のうち転職を希望している人は4割超でした。
(アビタス受講者データより)
USCPAを取るデメリットは?
なんといっても2年近くかかるのと100万円の出費が大きいですね。
「USCPAを取るメリットとデメリット」を読んで資格勉強のイメージを深めてくださいね。
経理で役に立つ資格は何がある?
タイプ別におすすめの資格が8つあります。
詳しくは「【簿記以外】経理におすすめの資格8選」の記事で解説しているので参考にしてくださいね。