働きながらUSCPA受験がきつい理由!勉強時間の作りかたを解説!
「フルタイムで働きながら勉強時間を確保できるか不安」
「仕事と勉強の両立でストレスや疲れもたまりそう」
「働きながら合格できる効果的な勉強方法を知りたい」
USCPAがキャリアアップに有利だとわかってるけど、働きながら本当に合格できるか不安ですよね。
高いお金を払って受験するので、途中であきらめるのは避けたいところです。
でも安心してください。実際、日本でも毎年700人近くの人が働きながら合格しています。
プライベートや趣味の時間を減らすのはツラいですが、ぼくも毎月30時間の残業や転勤・引っ越しを乗り越えて、約2年で4科目合格できました。
この記事のポイントはこちら。
仕事の日に2時間、休みの日に5時間以上の勉強時間を確保するコツも紹介するので、最後まで読んでみてくださいね。
この記事を読めば、USCPA受験のイメージがグッとふくらみ、自分なりの勉強スタイルが見つかりますよ。
働きながらのUSCPA受験がきつい理由
ただでさえ仕事が忙しくて家事するだけでも精いっぱいなのに、勉強を続けられるか不安…
計画通りに勉強が進まない
- まとまった勉強時間がとれない
- 2年近い受験期間のモチベーションキープが難しい
- 仕事が忙しくなる
- 家庭やプライベートの時間が減る
USCPA試験は範囲が広いので、長いスパンで勉強を続ける必要があります。
しかし、仕事が忙しくなったり、家族の予定が重なると勉強が遅れてしまいます。
ぼくも途中で転勤による引っ越しがありバタバタしてしまったり、仕事が忙しくなって勉強時間がとれない時期がありました。
受験までの期間が長くなると、せっかく勉強したところも忘れちゃうので余計に時間がかかってしまいます。
プライベートの時間がなくなる
- 休日が勉強時間に変わる
- 仕事や勉強の疲れが取れない
- 家族や友人との時間も減る
- 旅行やイベントの計画ができない
仕事とUSCPA勉強の両立により、プライベートの時間がほぼ無くなります。
その結果リフレッシュするチャンスが減り、ストレスがたまりがちです。
たとえば、1‐2年間は友人と遊んだり飲みに行ったりするのを控えたりしました。
また家では勉強してばかりで、家族には申し訳なく思っていました。
趣味の時間が少なくなると気分転換もできないので、モチベーションキープが難しくなります。
ぼくの場合、科目受験のたびに遊びに行ったり、おいしいもの食べに行ったりしてリフレッシュしてました!
科目合格が失効するプレッシャー
- 4科目を期限内に合格する必要がある
- 合格科目は18~36か月で失効する
USCPAでは、合格した科目も最短で18か月以内にのこりの3科目合格しないと失効してしまいます。
ただでさえ忙しい社会人が働きながらの勉強するには、失効期限内に全科目合格できるよう、計画的に勉強しないといけません。
もし失効期限がせまってくると、一つの受験が終わったら次の科目もすぐに取りかからなければなりません。
働きながらUSCPAに合格できる理由
受験のスケジュール管理をしっかりと行い、ポイントを押さえて勉強すれば合格に近づけますよ。
科目ごとに合格すればよい
- 受験は全部で4科目
- 合格した科目が失効する前に4科目合格
- 1科目ごとの受験でモチベーション維持
受験する順番も自分で決められます。
科目合格には失効する期限がありますが、自分のペースで受験を進められますよ。
毎月受験のチャンスがある
- 毎月受験できる日が複数ある
- 自分のスケジュールに合わせやすい
- 仕事の忙しい時期を避けられる
- 無理のないスケジュールを立てられる
日本の試験会場は東京と大阪の2か所あり、毎月受験のチャンスがあります。
勉強のペースを見ながらベストなタイミングで受験できます。
ぼくもBEC(いまは選択科目に変更)が不合格になりましたが、2か月後にすぐにリベンジできました。
通学せず自宅で勉強できる
- オンラインで学習できる
- 通学する手間が省ける
- 自分のペースで進められる
USCPAの勉強は、通学せずとも自宅で学べる予備校が複数あります。
オンライン講義や電子テキストなら、どこでも学習が可能です。
予備校から遠い地域にいる人も通学を気にせず、自宅で勉強できます。
ぼくの使ったアビタスでは電子テキストだけでなく、4択問題の専用アプリがあるので通勤時間に何度も演習しました。
(受講しないと利用できません)
【体験談】働きながら合格した流れ
ここでは予備校選びから受験手続き、受験勉強した体験談をまとめました。働きながらの受験勉強のイメージをふくらませてくださいね。
働きながら受験勉強をするイメージをしてみてください。
Step1:予備校に入る
働きながらUSCPAを目指すなら、予備校を利用すると遠まわりせず受験できます。
入会したのは日本で合格実績No1のアビタスです。
アビタスは入会前に必要な単位数や出願する州を相談でき、自分の勉強スタイル、学歴(単位数)に応じてベストなプランをアドバイスしてくれます。
ぼくは会計系の単位を中心に7科目(20単位)が取れるプランにし、比較的受験しやすいアラスカ州に出願することにしました。
Step2:出願の手続き(目安:6か月)
受験条件は州によってルールが違います。
たとえば、ぼくの受験したアラスカ州の場合はこちら。
学位 | 4年制大学卒業 (在学中の場合は 別の条件での受験可能) |
総単位数 | 条件なし (ほかの州では 120単位など) |
会計単位 | 15単位 |
ビジネス単位 | 条件なし (他の州では 24単位など) |
受験の手続きを始めて受験票を得るまでには6か月くらいかかります。
また、手続きを始めるには受験に必要な単位を取得しておく必要があるので、単位数によっては受験票を受け取るまでに1年近くかかる可能性もあります。
審査に時間がかかることを考えて、受験を決めたら早めに手続き始めましょう。
アビタスの英文会計入門から単位を取り始めて、FARの講義なども単位認定試験の対象なので、USCPAの勉強をしながら単位を取れるのは便利でした!
Step3:FAR(財務会計)から順番に受験
USCPA受験は、FAR(財務会計)からスタートするのが一般的です。
FARは試験範囲がほかの科目に比べ一番も広く、残りの科目の基本になります。
また、一番時間のかかるFARをクリアしておけば、残りの3科目をFARが失効する前に合格すればよくなります。
合格が失効するのを気にしながら受験勉強するのはプレッシャーなので必ず最初に合格しておきましょう。
働きながら勉強時間を作るコツ
まわりと比較しても焦るだけなので、コツコツ勉強を進めるのが合格への近道ですよ。
毎日の勉強時間のイメージ
USCPA合格には1,200~1,500時間必要だと言われています。
たとえば仕事の日に2時間、休みの日に5時間ずつ勉強すると、1年間に1,040時間です。
社会人は学生と違ってまとまった時間を勉強にあてられません。
毎日の時間を小分けにしながら、無理のない範囲で進めていきましょう。
勉強時間より内容を重視する
勉強時間を確保することも大切ですが、内容の理解を深めることがより重要です。
特に働きながらの勉強では、効率よく理解を深める学習が必要です。
すべての範囲をカバーしようとせず、優先順位をつけて進めましょう。
苦手分野を中心に、必要な知識を短時間で習得する工夫が重要です。
アビタスのテキストや問題集は出題傾向をおさえて、少ない問題数でもよく出る分野をカバーできるので効率的ですよ!
どんなに忙しくても毎日勉強する
働きながらでも、毎日少しずつ勉強する習慣を身につけることが大切です。
毎日勉強することで、少しずつ習慣になっていきますよ。
例えば、通勤中にスマホで講義動画を確認したり、問題集アプリでテストしたりできます。
スキマ時間を使えば、勉強量をコツコツ積みあげられます。
勉強仲間を見つける
USCPAは受験仲間が見つけにくいのがデメリットです。
なかなか同じ目標に向かう仲間がいないとモチベーションが上がりません。
困ったらSNSを使って勉強仲間を作りましょう。
受験の先輩から勉強のアドバイスを受けるのも大切ですよ。
社会人がUSCPAを目指す心がまえ
合格後の目標設定と家族の理解が、学習を支えるポイントです。
合格後の目標を立てる
- 合格後に目指すキャリアをイメージ
- 転職や年収アップにつなげる
- 会計のプロを目指す
働きながらUSCPAを目指すには、合格後の目標があるからですよね。
長い受験期間を乗り切るためにも具体的な目標を立ててモチベーションをキープしましょう。
アビタスを使ってUSCPA合格した人の半分以上は希望の仕事に就けたり、年収アップを実現しています。
いまの会社で海外事業にアサインされたり、昇格する人もいますよ!
家族に理解を求める
- 勉強期間や目標を説明する
- 家事や予定を調整する
- 合格したら家族サービスして恩がえし
USCPAの勉強は長期間にわたるため、家族の理解とサポートが欠かせません。
勉強時間や生活リズムに関して事前に話し合い、協力を得ておきましょう。
家族と協力し合いながら進められると、受験勉強の大きな支えになるでしょう。
うまくいかない前提で計画する
- 仕事が忙しくなることを想定する
- 勉強のスケジュールは定期的に見直す
- 準備に遅れが出ても焦らず軌道修正
- 長いスパンで計画を考える
USCPAの勉強は計画通りに進まないことも多いため、柔軟なスケジュールを立てましょう。
思いがけず予定が入ったり仕事が忙しくなることもあります。
もし予定通りに進まなくても焦らず、少しずつ学習を進めましょう。
「2年以内に合格する」と目標を決めて達成できなくても、4科目合格すればいいだけなので、ポジティブに考えましょうよ!
小さなごほうびを目標にする
- 科目合格を一つの目標にする
- はじめは勉強の習慣づけを目標にする
- ごほうびでモチベーションを維持
USCPA受験は2年がかりの長い戦いです。
科目合格を達成するごとに小さなごほうびを用意しましょう。
そうすることでモチベーションをキープできます。
ぼくは合格するたびにちょっといいケーキを食べるごほうびを決めてました。
【まとめ】USCPAは社会人でも合格できる資格!
働きながらUSCPAに挑戦することは、最初はとても難しそうに思えるかもしれません。
でも、この記事で紹介した勉強のやり方やポイントを意識すれば、仕事と勉強をうまく両立できることがわかってきたのではないでしょうか?
これからのあなたのキャリアは、USCPAを取得することで大きく広がります。
少しずつでも、毎日コツコツと勉強を続けることが、最終的な合格につながります。
忙しい毎日の中でも、やり方次第で必ず合格できます。
まずはアビタスなどの実績ある予備校で単位数診断をして、受験までのスケジュールを相談してみましょう。
USCPA最新情報をチェック!
よくあるQ&A
USCPAはどんな試験?
USCPA(米国公認会計士)は、合計4科目にそれぞれ合格する必要のある試験です。
科目は必須科目3つと選択科目3つから1つを選びます。
試験はテストセンターで受験します。
日本では東京(御茶ノ水)・大阪(中津)の2か所で受けられます。
試験は毎月受けられるので自分のペースで勉強しやすいですよ。
出題は選択式は2パターン。
- 4択問題のMultiple Choice(MC)
- 数値入力・穴埋め問題のTask-Based Simulation(TBS)
MC問題のサンプル⇩
(米国公認会計士協会HPより)
試験時間は全科目4時間です。(途中休憩時間あり)
試験の最新情報はアビタスが随時アップデートしてくれるので、最新情報をチェックするようにしましょう。
USCPAの受験資格は?
USCPA試験はアメリカの州に対して出願します。
受験の要件は州によって異なりますが、一般的な条件は以下のとおりです。
- 学位: 基本的には大学卒業(学士号)が必要です。
- 取得単位数: 会計やビジネス関連の科目で最低24単位が必要です。
州によっては一定の実務経験が必要な場合もありますので、事前に確認しましょう。
自分に合った出願州の選定は、予備校のアビタスが無料でチェックしてくれます。
気になる人は早めに依頼して準備を始めましょう。
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USCPAはどんな人が受験している?
(アビタス受講者データより)
予備校に通う人の半数近くが20代でした。
(アビタス受講者データより)
USCPAを勉強する人の8割近くは経理経験のない人です。
(アビタス受講者データより)
USCPA受験者のうち転職を希望している人は4割超でした。